ウェブサイトのアクセス状況などの情報を取得できる「Googleアナリティクス」。
今やほぼすべてのウェブサイトでタグが埋め込まれデータが取得されていますが、実際としてはただタグが埋め込まれただけで、その情報を分析して事業の運営に役立てるというところまでは行われていないことが多いと思います。
特に中小企業ではそこまでの業務を行う知識を持つ人がいなかったり、担当者が時間がなかったりします。
しかし、ウェブサイトは企業の顧客・見込み客が最初に触れるタッチポイントでもあり、そこで得られるデータは重要になってきます。
また、ウェブサイトをリニューアル・改修する際の重要な指針にもなります。
弊社ではデータに基づいた提案ができるように、Googleアナリティクスの知識をアップデートするようにしており、少し前のことになりますが、「Google アナリティクス認定資格」を受講し、資格を取得しました。
これはGoogleの「Skillshop」という学習プログラムの中のひとつで、アナリティクスの他にも、「Google広告」などGoogleのツールを学ぶためのコースがあります。
受講はオンラインでできて、認定試験に合格すると認定資格を取得できます。
アナリティクスの認定資格は以前にも取得したのですが、それはアナリティクスの古いバージョン(ユニバーサルアナリティクス)についてのものであり、新たに現在のバージョン(GA4)について学習し直しました。
【参考記事】「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」を取得しました((ユニバーサルアナリティクス))
学習内容は、
- Google アナリティクスを使用してビジネス目標を達成する
- Google アナリティクスでマーケティングの効果を測定する
- Google アナリティクス データを活用する
といったものです。
GA4はユニバーサルアナリティクスとは違うところが多く(イベントの考え方など)、知らなかった機能も学習できて、とてもためになりました。
GA4は管理画面を見ると何も知らなくてもユーザー数などおおまかな傾向はわかるのですが、より詳しく情報を得るには機能を知っておくことが大切だと思いました。
弊社では実際にアナリティクスのデータを分析して、お客様へ毎月レポートを提出するなどの業務を行っております。
欲しいデータによってはアナリティクスだけでは機能が足らず、「Looker Studio」というツールも使いレポートを作成しています。
Looker Studioは同じくGoogleのサービスなのですが、アナリティクスのデータもサンプリング(実数ではなく一部の数値だけ抽出されたものになる)を回避できたり、アナリティクス以外のツールのデータ(Search Consoleなど)も統合してレポートを作成できます。
ウェブサイトから得られるデータはますます重要になってくると思いますので、引き続きデータ分析ツールの利用・学習をすすめて、お客様へ提案してまいります。
もしウェブサイトのデータ分析にご興味のある企業・団体の方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。