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初めてのe-tax(2)PCの事前セッティング

電子証明書を取得し、ICカードリードライタを購入したら、次はPCでe-Taxを利用するためのセットアップをしなければいけません。

※電子証明書の取得や機器の購入が終わってない方は、以下の記事をどうぞ。
初めてのe-tax(1)電子証明書取得、ICカードリードライタ│bondesign

基本的には国税庁HPの「平成23年度分 確定申告特集」ページを見ながらすすめればいいのですが、いくつかつまづいたところがあったので書いてみたいと思います。

下が手順になります。

e-Taxをご利用になる場合の準備等

e-Taxをご利用になる場合の準備等

普通、上から順に作業をすすめようと思いますが、赤枠の「電子証明書の登録・再登録」という作業は、一番最後にやる必要があります。
なぜならこの作業は、下の「ソフトウェアのインストール・設定」が終わってないとできないからです(すすめようとするとインストールは済んでるか聞かれる)。

なので、上の段の「利用環境の確認」「電子証明書の取得」「ICカードリーダライタの購入」が済んでいたら、次は「ソフトウェアのインストール・設定」にすすみます。

ICカードリーダライタのドライバのインストール

これは機種によるのですが、大抵簡単にインストールできるようになっています。
WindowsであればカードリーダライタをUSBで接続すると、自動的にドライバのインストールが始まります。
わからない場合は、カードリーダライタの説明書などをご覧ください。

作成コーナー事前準備

ここはWindowsかMacかで内容が変わってきます。
僕はWindows Vistaを使いましたので、Windowsについて説明します。

ここでは、
・信頼済みサイトの登録
・ルート証明書のインストール
・公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストール
・署名送信モジュールのインストール
という作業が必要ですが、上の画像にもあるピンクの「平成23年分事前準備セットアップ」というボタンを押すと、この4つの作業をまとめてやってくれて、とても便利です。
実行手順書もPDFで見れますので、それにしたがってすすんでいけば大丈夫です。

しかしこのPDFの中で使われている画像が、なんだかWindows2000とかの古いOSのウィンドウっぽいのですが(クラシックスタイル?)、こういうのを見ると未だに官公庁で使われているブラウザがIE6というのが分かるような気がします・・・。

電子証明書の登録・再登録

さて、ここまでやるとようやく電子証明書の登録にすすめます。
しかしここで2つほどつまずきました・・・。

まず「電子証明書の登録・再登録」をクリックすると、「電子証明書の登録又は再登録のみを行う方」というボタンが現れます。
電子証明書の登録又は再登録のみを行う方

「再登録」というのは、電子証明書は3年で期限が切れるので、更新した場合はここで「再登録」するということらしいのです。しかし「のみ」という言葉がどこにかかっているのかよくわからず、わかりにく文章です。
ともかく登録をするので、ボタンを押してすすみます。

ボタンを押すと別ウィンドウが開き、登録をする前の確認事項が表示されます。
項目にはチェックボックスがあり、すべて要件を満たしていると先にすすめるのですが、ここに先ほど書いたカードリーダライタのドライバ、クライアントソフト、ルート証明書といったものがインストールされてるか聞かれます。
すべてチェックを入れられたら、先にすすみます。

次は住所などの基本情報を入力する画面になります。
しかしここで「利用者識別番号」という聞き慣れない言葉が出てきます。

基本情報入力画面

利用者識別番号を入力しなければいけない

利用者識別番号とは各納税者を特定するための番号で、e-Taxを使用するのに必要になります。
しかし、e-taxのトップページから、ここにいたるまで一回もこの言葉が出てきていません。

利用者識別番号を取得するには、「開始届出書」を提出しなければいけません。
国税庁の別なページに手順を説明したページがありました。
4 利用者識別番号等の取得|e-Tax

実は僕は以前、税理士さんに確定申告をお願いしたことがあり、そこでe-taxが使われたので既に僕の「利用者識別番号」は発行されていました。
なので、今回「開始届出書」を提出する必要はありませんでしたが、これは分かりにくいな〜、と思いました。まったく初めての人は、この時点でまた開始届出書を提出しなければいけないのですから(オンラインですぐ取得できるようではありますが)。

この後は、項目を入力し案内に従って次にすすんでいけばいいのですが(暗証番号などが必要になるので、電子証明書取得時に決めたパスワードを用意しておきます)、最後のところでまたつまづきました。

登録を完了させようとしたところで「ICカードを認識できませんでした。」というエラーメッセージが出てしまいました。

エラー表示

エラー表示が出てしまった。

結論から言うと、これは文字どおりICカード、つまるところICカードリードライタが認識できなかったのが原因で、再起動したら登録することができました。
機械によっては一回再起動しないと正しく認識しないようで、ドライバのインストールから作業しているとなりがちのようです。

冷静に考えればわかるのですが、ここまでくるのにいろいろ疑心暗鬼になっているので、僕の場合は利用者識別番号がおかしいのかと思い、ヘルプデスクに電話をしてしまいました。

ここで再起動のアドバイスをもらったのですが、ヘルプデスクの方はWebサイトのわかりにくさとは違い、とても丁寧な応対でした。言葉遣いも非常に丁寧ですし、おそらくPCの操作が苦手な年配の方からの問い合わせなどが多いのでしょう。

PCのセットアップは以上になります。

Web制作を仕事にしてる立場から考えると、セットアップの説明はもっとわかりやすくできるはず、という印象を持ってしまいました。
e-taxが普及するには、わかりやすい導線やUIが不可欠だと思います。
とはいえ、メイン導線以外の説明ページはきれいにつくられていたりして(違う業者が制作してる?)、こちらはわかりやすかったりします(しかしトップページからこちらに誘導されにくい)。
e-taxの機能自体はとてもいいサービスだと思うので、インターフェイスが徐々に改善されていくことを期待します。

次は実際にe-taxで申告をしたら記事を書いてみようと思います。