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フリーランスで働くということ(1)税金とか1 青色申告

フリーランスになったばかりの方、あるいはフリーランスになろうとしている方と話す機会がよくあるのですが、みなさん、会社にいるときとはどう違うんだろうかという疑問を抱えていらっしゃるようです。
そんなときに自分の経験を元に話をしたりするのですが、話題はだいたい同じようなことになります。
そこで何回かにわけて、今まで聞かれたことのあることを書いてみようと思います。
ただこういうのは、人によってケースバイケースですので、そのあたりは話半分で読んでもらえればと思います。

第1回はちょうど確定申告の季節でもありますので、税金の話、青色申告についてなど。

フリーランス(個人事業主)になると、会社員のときは天引きだった所得税を自分で申告しなければいけなくなります。いわゆる確定申告です。
申告の方法は白色申告と青色申告があり、それぞれ記帳方法が違います。
青色申告は「複式簿記」というやや複雑な記帳の仕方をしなければいけませんが、その分最高65万円の控除があります。
以前無料相談の税理士さん(後述)に聞いたところ、昔は記帳が大変だから青色申告はあまりすすめなかったけど、PCが出てきてからはソフトが勝手に必要な書類をつくってくれるので、青色申告をやらない手はない、と言っていました。

この65万円という控除がどのくらい効果があるかというと、たとえば所得が300万円、控除額が100万円の人がいたら、

・白色申告 → (300万-100万 )×税率5% = 10万
・青色申告 → (300万-65万-100万) ×税率5% = 6.75万

と所得税が3.25万円安くなる訳です。
また所得金額が65万円低くなりますから、所得税だけでなく住民税や国民健康保険も安くなります。
これが毎年続くわけですから、その効果はだいぶありそうです。
おそらく「やよいの青色申告」とかのソフトを買わなくちゃいけないとしても、その節税分で買えちゃいそうです。

青色申告は税務署に申請することで、翌年から利用できるようになります。
毎年3/15までに申請しなければいけないので、まだの方は来年からのために申請してみてはどうでしょうか?
僕は8年前に申請しましたが、すんなり承認されました(承認されないということはあまりないようです)。

税務署で申請すると「青色申告会」と「税理士の無料相談」を紹介されます(税務署によるかもしれません)。
青色申告会というのは記帳相談や指導をしてくれる地域団体なのですが、商店の人たちが多いような感じで自分にはあわないと思ったので僕は入会は見送りました(「ゴルフコンペのお誘い」みたいなチラシが入っていたり・・)。
ただ、融資の相談ができたり地域の他の業種の人と交流できるみたいなので、お店をやる人などはいいのかもしれませんね。

税理士の無料相談というのは、最初の年だけ、年に2回無料で税理士さんが記帳の指導をしてくれるというものです。
これはとても助かりました。
家まで来てくれてじっくり話を聞けるので、普段疑問に思っている「これって経費になるんだろうか」とか「固定資産の仕訳ってこれでいいのか」とか、いろいろ聞くことができました。
税理士さんも税務署からいくらか費用が出てるのだろうし、将来起業する人がいればそのとき仕事が発生するかもしれないので、割と丁寧に教えてくれます。

その税理士さんが言っていた言葉の中で、ひとつ印象的な言葉がありました。
「この国の税金は知らないと損するようにできてるんですよね。」
だから利用できる制度は使わないともったいない、ということでした。
最初はちょっと面倒だと思うかもしれないけれど、ただでさえ保障の少ないフリーランスなのだから、使える制度は使うといいのでは、と思います。

他のことも書こうかと思いましたが、思いのほか長くなってしまったので、回を分けます。